モーニングセミナー日時:平成28年4月14日木曜日
講師:増田常平氏 (一社)倫理研究所 法人アドバイザー
テーマ:「理念と方針」
倫理法人会を続けるのは、
「強い心の自分を作るため」
「苦難を乗りこえる強い心を育むため」
理念は2つあります。
(1)地球倫理の推進
倫理法人会では、「地球緑化活動」を行っています。
COP21で各国が集まって話し合いがされたが、この後に及んでも「国益優先」
でまとまらない。
人間はおろかだ・・・。
我々は地球環境の現状に鑑み、身近な「10の実践」をしていきましょう。
(参考:地球を救う10の実践)
「木を植える」「緑を大切にする」「清掃を徹底する」「ごみを持ち帰る」「紙を
大切に使う」「電気を節電する」「ガソリンを節約する」「水を節約する」「水を
汚さない」「回収し、再生する」
(2)日本創生
「今日もきっといいことがある」という本があります。
「日本がこわれかけている」というフレーズからはじまるそうです。
高校生を対象としたアンケートが行なわれました。
「両親を尊敬しているか?」
韓国、アメリカ、中国が80%を超えたのに対し、日本は25%とダントツ最
下位だそうです。
(増田法人アドバイザー)「皆さんはお子さんに尊敬されていると言えますか?」
(会場)「・・・」
戦後の自虐的教育がこのような結果をうんでしまったのでしょう。
「到知」の数年前の巻頭言にアサヒビール中條氏が倫理法人会を紹介されてい
ます。
食前の言葉:「天地の恵みと多くの人びとの働きに感謝して、命のもとを謹ん
でいただきます」
日本創生とは、日本人の魂を思い出すことです。
我々には重要な役割があります。
理念が分かったら、方針です。方針も2つあります。
(1)内外拡充
一時期倫理法人会は、急ぎ過ぎました。そこで足元をしっかりすべく
「内外拡充」を打ちだしました。
理念が分かれば、堂々お勧めできるはずです。
それには自分自身がどうあるべきかが重要です。
倫理やっているのに・・・、などと言われないことが大切です。
世間は見てますよ。
(2)上下一心(しょうかいっしん):身分の上下を問わず、心を一つにすること。
「上下一心」は明治維新直後の「五箇条の御誓文」の2つ目に出てきます。
「上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ」
当時の「上」は天皇陛下のことでした。
現在では必ずしも固定しません。各人が立場によって「上」になったり「下」
になったりします。
例えば、単会の会長は単会では「上」ですが、県役員の中では「下」にな
ります。
立場を認識し、「すなお」に行動していくことが大事です。
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